現実って、甘くはないよね。それって、ホント?
嫌な期末テスト終わり 終業式の帰り道
やってきました夏休み 広がる青い空と海
でも実際は厳しいものだね 寝てるだけの夏休み
まあそうだよね 甘くはない現実
けだるい午後の夏やすみ 眠い目朝寝坊のあと
たまっている宿題たち 早めに手にかかろうとし
友人から突然メッセ来る 「週末、海に行かないか?」
どうせ数合わせ モブキャラのぼく
「誘った意味わかるだろ? あの子さぁ お前が好きなんだよ!」
と言われたけれど
そりゃあさ、気には なっていたけれど
意図が見えてきましたよ 嫌がらせだねこれはなぁ
どうせからかってんだろ あの子が好きなわけない
でも世の中は厳しいものだよね 暑いだけの夏休み
まあそうだよね 甘くはない現実
「お前鈍感すぎるだろ? 嫌がらせ? なんかするわけないよ!」
と言われたけれど
たしかに、気には なっていたけれど
好きだよって そんな いきなりにさ そんな目で言われても
けれどさあ そんな わからないさ 意識していなかったさ
ただ きみと 話している 時は なんか心 ほっとして くる
だからそうなのかもしれない ぼくもね、きみが好きなんだよ!
恥ずかしくなったけど
たしかに、それは本当のことさ
こんなぼくに 好きと言ってくれて ありがとう
---------------------------------------------------------------
【Post Script】
「夏と言ったら?」と言う話題で「海っしょ。告白考えたら海でしょ」と言う感じで作った曲。あとから考えたら夏祭りで花火上がる中告白の方がラブドラマでしたね。
途中の「〇〇さ」が続く部分が、動揺している心情を表してるつもりでしたが、まあそうです。あと自分の歌詞全体に言えるんですが、あんまり好き好き言わせない、「好き」に重みを持たせると言う部分があり、この曲も「好き」ではなく「ありがとう」で終わらせてます。
「まあそうだよね 甘くはない現実」と言う部分が好きで、口癖になってます。まあ、それだけ甘くないことばかり、ぐすん。