ぼくの人生にはそんなのは関係ない、そう思っていた。
下向きながら歩く ひとりで下校のみち
となりに幼馴染 そんなのいるわけない
夏休み終わった後 二学期の始業式
小麦色肌のみんな 笑顔が羨ましい
秋雲の青空が ぼくの背中のしかかる
クリスマスもハロウィンも みんなおもしろくもない
文化祭の出し物が またかよメイド喫茶
雑用押し付けられる 学校行きたくない
友情 絆 夢 未来 ぼくには関係ないさ
孤独がぼくにはお似合いなのさ
一人教室の中で 看板のペンキ塗り
窓から外を見てみる 笑顔で帰ってゆくみんな
文化祭の前の日に そんな役は慣れてるよ
心落ち着けた後に がらりとドアがあいた
「なんで君にだけ押し付けるの みんなひどいよ」って 彼女はおこりながら言う
いいんだよ 気にするなよ なぐさめはいい
ただみじめになるよ
だけど なぜか 胸 熱く ぼくの心あたたかく
なみだがこころにそそがれてゆく
なんでそんな笑顔なのさ 雑用なんか楽しいのかよ
ぼくだって面白くないよ でも すこしだけ 楽しくなった
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【Post Script】
あのね、「僕たちはチームだ!友情だ!」とか言うやつに限って「んじゃこれやってよろしく〜」とか言って人に仕事任せてあとで「俺たち頑張ったよな!!」とか言っていいとこだけ持っていくんですよ、だいたい本当に友情大切にするなら口にして言わない
とかそんなひねた思想で作った歌詞です。実際ChatGPTで「文化祭」「歌詞」とかで入れてみてください。クソ腹立つほど友情を押し付けてきます。もうそこからの反骨です。「またかよメイド喫茶」とかひでー歌詞だと思いますよ。ホント。